小田急本社に緊急の申し入れを行いました
節電が続いているなか、駅を利用しているといろいろな声が聞こえてきます。ばらばらと駅員さんにはお願いしていても申し訳ないので、いくつかまとめて麻生区のかつまたみつえ議員と小田急本社に緊急の申し入れを文書で行いました。以下、その申し入れ書の全文です。回答がきたらお知らせします。
小田急電鉄株式会社
取締役社長 大須賀頼彦 様
2011年3月29日
日本共産党川崎市会議員 勝又光江
同 井口まみ
戦後最大の災害となった東日本大震災の被害の中、市民の安全輸送のためにご尽力いただき、心から感謝いたします。
各地で停電の対応などにおわれ、混乱のさなかとは思いますが、私どもの元にいくつかの要望が届いており、個々にお願いするよりも、まとめてこれまでのようにお願いしたほうがよいと考えたものです。お忙しいところとは存じますが、ぜひお聞き届けいただきますよう、お願いいたします。
1、 小田急線各駅において、節電のため、駅ホームの照明を消しているところがいくつかあります。また、電車内の照明も消えているため、駅の構造によっては昼間でもまっくらで、足元が見えないことがあります。たとえば百合ヶ丘駅がそうです。乗降客の安全のため、せめて電車が到着したときだけでも照明をつけていただけないでしょうか。
2、 節電の中でもエレベーターは動かしていただき、ありがとうございます。なるべく使わないようにするのは当然ですが、動いていないと勘違いし、障害者や高齢者が階段を登っている姿をよく目にします。特に生田駅の改札口の外の階段はビルの3階の高低差に相当し、たいへんなバリアです。障害者団体から「エレベーターは動いていると明示してほしい」との訴えがありました。どの駅でも、「節電のため健康な方はご遠慮ください」と但し書きをしたうえで、障害者や高齢者のわかるところにエレベーターへの誘導の看板をつけていただけないでしょうか。
3、 よみうりランド前駅西側の「よみうりランド前駅歩道橋」は、貴社所有の跨線橋とうかがっております。ここも節電のため夜まっくらになり、階段の段差も見えないとのことです。たいへん危険なので、急ぎ明かりをつけていただきますようお願いします。
以上