はつらつレポート

さくら咲け…ホームページ更新禁止の時間を前におもうこと

2011年3月31日

あと数時間で、市会議員選挙の告示日を迎えます。告示の日から私たちはホームページやブログを更新してはいけなくなります。それだけでなく、顔写真や名前の入ったチラシを配ってはいけないし、標識のある拡声器以外のハンドマイクなどで音を出してはいけません。選挙になると政策も名前もろくに訴えられなくなるというのが、いまの公職選挙法です。なので、今日のうちに、思うことを書いておきたいと思います。

私の訴えのテーマは「福祉と防災のまちづくり」です。普段から福祉に手厚いまちは、震災のときにも強いと思うのです。ハードはもちろんです。特別養護老人ホームや保育園など施設がしっかりあれば、それがそのまま安心につながります。この3月議会で条例提案をした「住宅リフォーム助成制度」で、たくさんの住宅が耐震補強を行えば、阪神大震災の教訓だった、家や家具の下敷きにならずにすみます。条例案は否決されてしまいましたが。

同時に、行政と住民が手を取り合って、人と人のつながりができていれば、たくさんの人を守れると思うのです。川崎市はかつて寝たきりの高齢者を介護している家庭に、月1万円の介護援助手当てを支給していました。特養ホームの整備が遅れていてご家族に負担をかけているという思いからです。当時4000人以上が利用していました。これをばっさりなくしたいま、介護保険制度のもとで、川崎市は寝たきりの方がどこに住んでいるのかまったくわかりません。一人暮らしの高齢者もすぐにすべてはわかりません。

いっぽうで船の来ない港の大型開発などやっているときではないこともあきらかです。当面だけでも1000億円なんていうお金は、だれが考えても当然、震災の復旧に当てるべきだし、福祉と防災の予算に当てるべきです。もう議論の余地がないと思います。

生田浄水場の問題では、今日までに配っていただいたチラシ(このホームページにも載せてあります)に、本当にたくさんの方たちから、「始めて知った。生田浄水場は何としても残してほしい」「震災を経て、改めて市は審議しなおすべき」などのお声をいただきました。「共産党は党を挙げて市民に知らせてほしい」という声もいただきました。

この10日間を、こうした政策を訴えるために、めいっぱい動きたいと思います。自粛ムードもあるようですが、政策を訴えない選挙などやってはいけないのだと思います。名前の連呼しかしない宣伝カーはもともと要りませんが、自粛するくらいなら選挙を延期すればよかったのです。選挙をやるからには堂々と政策を訴え抜くべきです。

untitled私たちの生活も、政治や社会を見る目も一変しました。サッカーのあの試合のようにあたたかい、強いきずなを感じることもできたし、東電や政府の発表を信じることができず、何を信じればいいのかわからない恐ろしさも感じました。私は、「信じることのできる社会を作ろう」と思います。自分たちの一票一票を使って、川崎市政と市民のくらしをつなぎ、この町で安心して暮らしていけることを信じられる市政を作るために全力をあげたいと思います。

ラジオを聴いていたら、嵐の「サクラ咲ケ」という曲が流れてきて、なんだか感動してしまいました。そこにちょうど桜並木があって、こんなつぼみが膨らんでいました。本当に「さくら咲け」。川崎市民にも、東北の被災地の方々にも、あたたかい春が来ますように。あすから全力で政策を訴えてきます。よろしくお願いします。