井口まみ
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中野島駅に北口臨時改札を――川崎市に申し入れをしました

「中野島駅をよくする会」の皆さんは、6月、JR東日本に2000を超える署名を持って申し入れに行きました。次は川崎市に申し入れです。活発な活動に、私もお手伝いできることがとてもうれしいです。

橋上駅舎ができるまでの間だけでいいので、北口に臨時改札をつけてほしいという署名を持ってJRに交渉したとき、JRは「川崎市から正式な話が来ていないが、来たら対応する」と述べていました。そこで、「では川崎市に行って、早く正式に話をしてもらおう」ということになったわけです。

CIMG6668川崎市まちづくり局交通政策室の綿貫康治室長が対応してくれました。「会」から、五人が参加し、会長の今野鶏三さんが要請書を手渡しました。綿貫室長は「皆さんの長い間のご要望はよく知っている」として、「JRには、改めて連絡を取る」と答えました。

これまで川崎市は、中野島駅は橋上化ではなく恒久的な北口改札口を作ろうとJRに働きかけてきました。しかし、JRは人件費を最大の理由に「恒久的な新たな改札口は作らない」として、この交渉はさたやみになりました。三年前のことです。その後、川崎市が橋上駅舎にすることを決定。JRはそれなら協力するということで、話は進んでいます。「会」のみなさんが六月JRに行って、大変好意的な対応をしていただいたことを室長に話すと「最近は臨時改札のことで話したことがなかったので、JRさんがどう考えているかわからなかった。今日皆さんの話を聞いて、さっそくJRの意向を聞いてみる」ということでした。

CIMG6674もしかしたらうまくいくかもしれません。しかし最大の問題は費用負担です。室長は「いまここで、中野島駅だけやりますとは言えない。ほかにたくさんの駅から要望がある。JRと相談したうえで、検討する」というのです。「会」の皆さんからも私も「こんな危険な踏切を一年たりとも放置しておくわけにはいかない。ぜひ北口を作ってほしい」と訴えました。