はつらつレポート

「青い空は」の作詞者のお話は感動でした

2011年10月12日

IMGP0383 詩人 小森香子さん。今年82歳になられるそうです。私は30年も前の学生のころ、小森さんが作詞した「青い空は」という歌に初めて出会い、以来、ずっといろんな集会で歌ってきました。原爆で一瞬で焼かれた人々の無念を歌い、そして「すべての国から戦の火を消して、平和と愛と友情の命の輝きをこのかたい握手と歌声にこめて」と、歌い上げるこの歌は、平和運動に携わっている人々すべての共通の想いです。その小森さんに始めてお会いしました。

IMGP0396 日本共産党生田後援会主催の文化のつどい。小森さんのお話を聞けるとあって、遠くのほうからも集まりました。文化のつどいらしく、第1部は、歌声あり、地元の民謡あり、何とインドネシアの民謡あり。とても楽しい時間でした。そして、小森さんは、18歳で共産党に出会ってからの半生を1時間、まったくよどみなく立ってお話しをされました。

「青い空は」をつくる強い動機になったのは、夫の仕事でプラハにいたときだそうです。近郊にナチスドイツに村人全員を虐殺された村があり、そこでちょうど日本で言う広島や長崎のように毎年慰霊祭が行われていた。その慰霊祭に子どもをつれて参加したとき、女性が突然「あなたは日本人か」「広島を繰り返してはならない。その想いを伝えなければならない」と繰り返し強く言われたというのです。ヨーロッパでナチスドイツの蛮行を忘れないように、再びかけがえのない命を失わせないようにという行動を、日本で広島を繰り返してはいけないという自分の行動につなげよう。そう決意して帰国し、すぐに、原水爆禁止の運動で募集していた、原爆反対の新たな歌に、考えて考えて応募したのが、「青い空は」だったそうです。

福島原発の事故は、ほんとうに許されない。日本の人々を再び被爆させてしまった。その怒りが小森さんを突き動かしていることが伝わってきます。世界に核兵器は厳然と存在し、そして原発が目の前で私たちを苦しめています。これを何としてもなくさなければ。この想いを受け継がなければならないと思いました。

IMGP0410 最後に小森さんも輪に入って、「青い空は」を歌いました。ウルウルして、ちゃんと歌えなかったけど。