はつらつレポート

まちづくりのシンポジウムにパネラーとして参加しました

2012年2月8日

CIMG7745全国で、無謀な開発をしようとする業者と、これまでの住環境を守ってほしいという住民とのトラブルが後を絶ちません。これをなんとかしようと、各地で運動団体ができ、それをまとめるネットワークができています。その人たちが全国縦断のシンポジウムを開催。川崎でも行われました。

それぞれの地域でバラバラに運動していても、もぐらたたきのようだというのが私たちの共通の思い。そこで、本当は法律を変えてほしいのだけれど、まだそういう力はないので、自治体から声を上げよう。「まちづくり条例を作ろう」というのが共通のテーマです。川崎がすごいのは、そのシンポジウムに自民党からも議員が出てきたことです。

いま川崎の議会では、つぎつぎと請願・陳情がだされて、「こんな無謀な開発はやめた方がいい」と党派を超えて言わざるを得ないような計画に、あきれはてています。中には、「これから住む人の環境のことも考えていないような建物は憲法違反ではないか」と、自民党の議員に言われるような物件もあります。「ちゃんと条例で住環境を守ることが必要だ」という思いが共通して湧き上がっています。この写真に出ている議員以外にも、元議長経験者も参加し、発言しました。

私は、いまも多摩区内の住環境を守る運動に、5つくらいかかわってます。議員から発信する情報というのが大変大きな役割を果たすからです。しかし、「こんな日陰のできる建物はやめてほしい」と住民が言っても、事業者は「法律で許されているのだから、建てる」と言って譲りません。これがいつもいつも住民の願いの壁になってきました。なら法律や条例で「この建物はいけない」といわせるしかなく、そのたたかいの歴史がいまの法律や条例の歴史です。川崎にもいくつもの条例がありますが、それを今の時代に合わせて、より住民の環境を守るように変えていくこと。それは私がずっと取り組んできたことでした。

「まちづくり条例を作ろう」という主張をずっとしてきた、この日の講師の野口和夫さんは、このシンポジウムに100人も集まったことに「ぜひ実現に向かって頑張ってほしい」と激励してくれました。問題はどういう条例を作るかということです。単なる理念ばかりを並べるものを作っても仕方がありません。実際に規制がしっかりできるものにしなければ。ここに議員の力が問われます。