井口まみ
井口まみ井口まみ

消防団、がんばれ

操法大会多摩区の消防団は毎年8月の第1日曜日に「操法大会」を開きます。規格の決められた小型ポンプにホースを2本つないで、決められた手順で、決められた的に放水して、水を止めるという行動を4人一組で行う一連の行動を、いかに早くきちんと行うかということを競う全国大会まであるものです。県大会や全国大会はもっと早くてびしびしとやっているそうですが、私はこの8月の大会を見るだけで、消防団の皆さんのかっこよさにほれぼれとしてしまうのです。

いちいち命令を復唱し、自分の行動を確認しながら動くというのは時間がかかって非効率だと思っていたのですが、実際の火事現場を想定すれば、指揮命令系統がきちんととおっていて、なんでも確認していかなければ、だれがどこで何をしているのかわからず勝手に行動されては、事故が起こるわけです。この手間が命を守るので、これをしっかり身につくまで訓練を繰り返すことが必要だとつくづく見て思いました。仕事を持ち家庭を持っている団員が、繰り返し繰り返し訓練をすることはほんとに大変だと思いますが、操法大会を見ているとその成果がしっかりあるなあと感動するのです。

それにしても、何もこんな一番暑い日にやらなくても。でもこれがたまの消防団の心意気なのだそうです。暑さに負けずみんながんばれ!