井口まみ
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地域からエコへの取り組みが広がっています

中野島春祭り1多摩区中野島の団地の真ん中の公園で「おひさま春まつり」というイベントが開かれました。初夏を思わせる日差しのもと、たくさんの人が集まって、太鼓や電子ピアノの演奏を聴き、餅つきをし、フリーマーケットをやっています。これは、2年前、地元の町内会館で放射能問題の学習会を皮切りに、「ミツバチの羽音と地球の回転」という映画会をおこない、原発問題や自然エネルギーの学習会を行ってきた人たちが企画したのです。

その名も「原発ゼロから自然エネルギーの転換を目ざす多摩区民の会」―通称「ミツバチの会」といいます。最初は原発がなくなったらどうなるのか、本当に自然エネルギーだけでやっていけるのか、もっと知りたい!というのが原動力でした。しかし学んだ者は強い!いまや、若者や地域の人たちと交流して仲間の輪を広げよう、という活動になっています。川崎のように大都市では、すぐに地域の中でエネルギーを転換するのは難しいでしょう。しかし、こういうことをやっている人たちがいるよ、と交流し、じゃあ私たちも、と広がる。そういう場になっています。

中野島春祭り2こんなソーラークッカーを展示している人もいました。2万円くらいかかるそうですが、太陽の光だけでお湯が沸き、ウインナーが焼けています。そのよこでは、太陽光パネルでミニチュアの電車が動き、ラジカセがなっていました。

わが「くらしの相談センター 多摩」も趣旨に賛同して、フリーマーケットに参加しました。原発なくせ、直ちになくせ。自然エネルギーで大丈夫!