くらしの相談センター　多摩　　３周年のつどい開催！

2013.6.22

たくさんの方たちに支えられて、３周年を迎えることができました。この３年間で４００件以上の相談にのってきました。解決が難しい相談が増えていますが、センターを信頼して訪ねてくる人たちが増えているということだと、スタッフ一同身の引き締まる思いがしています。

このお祝いの会では、法律相談をしていただいている川崎北合同法律事務所の内田弁護士など、お世話になっている方たちから、お祝いの言葉をいただき、テーブルには、昨夜から仕込んでくれたミートローフやトン汁、肉じゃがなど、思いがほんとにこもった手作りの料理が並びました。「今日は参加できないから、気持ちを届けます」と、伊豆から甘夏、藤野町からジャガイモも届きました。その心がほんとにうれしい会でした。

いつも、この機会に世の中のことを知ろうと、第１部は講演会を行っています。今回は川崎市社会保障協議会事務局長の田中国雄さんに、いままさに進行している自民党政権の社会保障の大改悪の内容を教えていただきました。いやぁ、ひどい！！年金を下げ、介護保険料などを引きあげ、医療費はあげ、生活保護制度は根底からくつがえす。その上消費税を増税する。改悪の内容だけで３０分かかるすごさでした。しかし田中さんの話はそれだけに終わりませんでした。「たたかえばそれを変えることができる」ということを繰り返し言われました。それが私たちの役割です。

つどいには、つい先日、川崎市長選挙に立候補を表明した君島ちか子さんが駆けつけてくれました。これが多摩区デビューです！公共職業安定所で働いていた経験から、温かい政治を作りたいという思いを話され、大きな拍手が寄せられました。

センター“専属”の「そうだんフォービューティーズ」の歌と踊りも当然披露され、センターのテーマソングで幕を閉じました。初めて参加された方が「楽しかった」「賛助会員になりますよ」と言ってくださり、また明日からの励ましになりました。