井口まみ
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「今度こそ川崎でも中学校給食実現を」学習会でした

IMG_1111[1]川崎市は中学校給食がありません。私の出身地長野県では、すべての中学校に給食室があって、お昼になるといい匂いがしてくるのが当たり前だったので、最初はほんとに驚いたし、子どもが中学生の3年間は、栄養バランスがいいように見えるお弁当を作るかで、毎朝苦労しました。中学校給食の実現は、川崎で子育てをするほとんどのお母さんの願いといっても過言ではありません。川崎市議会でも、早期実現を決議しましたが、議会の意思を無視して、今の市長は、「絶対にやらない」とかたくなで、10月の市長選挙の大きな争点です。

IMG_1105[1]みんなで確信をもって中学校給食を求めようと、「中学校給食はなぜ大事か」ということを改めて学ぶ学習会を、川崎民主市政の会が開きました。自治体問題研究所の給食問題のエキスパート、竹下登志成さんと、東京都の現職の中学校の栄養士さんが、中学校で給食があることの素晴らしさを、リアルに語ってくれました。給食はたんなる昼ごはんではないのです。作る過程を理解し、それを食べら自分の体や将来にどういう影響があるのかを理解し、実際に体にいい食事をとれる能力を身につける、実践としての食育だというのです。東京の実践を聞いていて「うちの子にもそういう食育教育を受けさせたかった。ほんとに中学校で完全給食を実現したい」と心から思いました。

また、勉強になったのは、全国では調理の民間委託や、センター化に抗して、素晴らしい実践をたくさんされていること。東京都のある中学校の献立は、ほんとにうらやましかった。いっぽうで、調理業務の民間委託が進んでいるところでは、委託料をどんどん減らし、そのために、どんどんと手間のかからない給食になっている実態も明らかにされました。給食も民間でいいというのは間違いだということがわかりました。

IMG_1108[1]民主市政の会の代表委員、君嶋ちか子さんもあいさつ。なんとしても川崎で中学校給食を!!闘志が湧きます。