井口まみ
井口まみ井口まみ

地元のロータリークラブで講演をしました

IMG_2360[1]川崎多摩ロータリークラブから講演の依頼があり、お話ししました。会員の皆さんとは地元では顔見知りでしたが、ロータリークラブとは全く接点がなく、お話があったときはほんとにびっくりしました。

ロータリークラブというのは、奉仕団体だとは漠然と知っていましたが、今回あらためて勉強して歴史の長いことを知りました。川崎多摩も1972年に結成され、この日の例会で通算2000回とのこと。記念すべき日にお話しすることになりました。伝統に従って大きな鐘を鳴らして会が始まりました。

「井口さんの話は分かりやすくて面白いので」というのが依頼の理由です。さあ、何を話せばいいのか、ほんとに悩みました。でも、市会議員として日頃思っていることを率直に話すしかないと、川崎市議会の様子、市民に共通する強い願い、その実現を阻んでいるもの、市民の声でこそ政治は動く、という柱で30分お話ししました。原稿を作っていったのですが、とても緊張して、大事なことをずいぶん省いてしまいましたが、川崎市にはお金がないのではなく、むだづかいをたくさんしているのだということは、発行したばかりの市政報告も使って、コンテナターミナルの写真もお見せして、しっかり伝えることができました。

「私は共産党なので、皆さんと意見が違うことがあるかもしれない。でも、市民の願いを実現するために、ときには思想や信条の違う人たちともしっかり手を組んでいくつもりです」ということが響きあったようです。話し終わると、「今まで共産党というのはかたよっていると思っていたが、認識を新たにしたよ」と握手を求められました。また、「口先だけではきれいごとを言う政治家によく出会うが、今日は新しい視点で市政の本質をしっかり聞くことができてよかった」とほめていただき、生田浄水場問題では「なくすことはないよ」と話題になりました。

共産党の志位和夫委員長は初めてお会いする人たちとの対話で、わかりやすく党の姿を知らせているのを、感心してみていましたが、いざ自分がやってみるとなかなかいい言葉が見つからず、何日も考えて何とか原稿にはしたのに、実際には飛ばしてしまって、言いたいことをうまく伝えられないなあ、と反省しきりです。またこういう機会があったら今度は上手にやりたいな。