井口まみ
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前進座の歌舞伎、ものすごくおもしろかった!

tirashi_a国立劇場で前進座の歌舞伎を観ました。「お染の七役」。いやあ、おもしろかった!!

日本共産党の後援会が、神奈川、千葉、山梨の3県合同で、前進座の公演を貸切り。1000人が集まりました。今年の演目は河原崎國太郎さんが7つの役を次々に早変わりで演じ分けるということで、期待でいっぱい。会場と同時に続々と人が入っていきます。

7役の中でやっぱり一番かっこよかったのは、悪女お六でしたねぇ。前進座の歌舞伎にはまったのも、何年か前の國太郎さんの悪女役でした。あの蓮っ葉な言い回しと楚々とした物腰。いいですねぇ~。それにしても、早変わりで、あっちに引っ込んだと思ったらすぐこっちから出てくる、なんて感じで、そのたびに歓声が上がりました。いつ着替えたのか全く分からないシーンもあって、もう一度見たくなりました。物語も恐らく原作は悲しい結末だったのでしょうが、何とハッピーエンドで、めでたしめでたし。

IMG_2510[1]共産党後援会なので、舞台で志位和夫委員長と、田村智子参議院議員が國太郎さんに花束贈呈。いいなあ。私もロビーで志位さんとツーショットを撮ってもらいました。しかし、チケットはやっぱり高いです。国民が伝統芸能に親しむのにどうしてこんなに負担しなくちゃいけないんだろう。文化予算をもっと増やすべきです。そしたらこんなに面白い舞台、もっとたくさんの人を誘えるのに。