６月議会一般質問③－－中野島地域にバス路線を
登戸駅からカリタス学園に向かう「カリタス線」の一部が市営多摩川住宅に乗り入れている路線について、朝夕増便できないか、という声が上がっています。これをとりあげました。また中野島地域は、駅前をはじめ、中心部にバス路線がなく高齢者が大変不便にしていることから、「カリタス線を少し見直して中野島駅の方まで延伸できないか、と質問しました。
川鍋雅裕・交通局長は「現状の路線のままでは、朝夕の増便はバスの台数を増やさないといけないことからむずかしい」と答えるとともに、中野島駅方面への延伸については、次のように答えました。
「カリタス線の延伸については、中野島中央通商店街における道路幅員が不足していることや、中野島多摩川住宅折り返し所付近の交差点が狭隘などの課題や、採算性の確保などの課題があることから、現状ではむずかしい」。
これは交通局が中野島地域にバス路線を作る新たな提案をしようとしたものとして注目されます。カリタス学園から中野島中央通商店街に入り、ローソンの角から多摩川住宅に抜け、登戸駅に行くことができれば、現在改築している市営中野島住宅の高齢者の皆さんも登戸駅にバスで行かれるようになり、運行も効率的になって朝夕の増便も可能になるとのことです。
しかしこれはたくさんの住民の皆さんの協力を求めることになり、十分な議論が必要なことから、私は「交通局が先頭にたって中野島地域でのバス路線を実現してほしい」と求めました。
