菅町会の防災訓練でした

2014.9.6

２年に一度、私の住む町会では防災訓練を行います。町会といっても、日本一大きい菅町会。防災訓練も１０００人を超える参加者です。

会場は多摩川の河川敷。人口４万人の町内を１６の自主防災組織に分けていますが、その単位で参加します。各地の一時避難場所から歩いて訓練に参加するところから始まるので、私も地域の公園から皆さんと一緒に歩いていきました。

各防災組織ごとにテントを張り、バケツリレーや消火訓練、タンカで運ぶ訓練などに、運動会のように参加者を募って取り組みます。最後は、備蓄のアルファ米をお昼代わりに食べて解散です。消防局の地震体験車や煙ハウスには行列ができてました。

リアルな災害の想定にもとづく訓練とはちがうので、これをやったからと言って災害に備えられるかと言われれば、そうではないのですが、なにより、自分の地域には自主防災組織というのがあって、その地区長さんの顔がわかって、倉庫の中にはリヤカーやアルファ米がある、ご近所にはこんな人が住んでいる、というのがわかるだけでも、何も知らずに暮らしているよりはいざという時に安心ではないかと思うのです。新しい家がどんどん建っています。なるべくたくさんのご近所さんと顔見知りになる機会になればいいのではないか、と思った、多摩川の河川敷でした。