井口まみ
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川崎区の相談センターのセミナーは抱腹絶倒

IMG_3365[1]わが「くらしの相談センター 多摩」は、川崎区の宮原春夫議員が所長の「くらしの相談センター」をそっくりお手本にさせていただいて設立しました。昨年10周年を迎えた先輩のセンターではみんなに知ってもらいたいことを「セミナー」として開催しているのですが、多摩でも参考にさせていただこうと、今年のセミナーに私も参加しました。

セミナーというから堅苦しいのかと思ったら、なんと落語家とコメディアンが登場。まず、夢見亭わっぱさんという落語家が、落語で「投資家詐欺」の見抜き方を伝授するというのです。なんとかいう架空の会社からもうすぐ上場するという企業の株券購入申込書が届く。次々とその社債を買えばどんなにいいか、それが本当なのだという電話がかかってくる。すっかり信用して500万振り込んでしまった。それが詐欺だと諭すのがなんと、彦六じいさん。私は直接彦六を知らないのですが、喜久扇師匠がやってるものまねそのものなので、きっと似ているのでしょう。彦六に諭されるなんて夢のよう、と思ったら…。

社会のことをしっかり学ぼうという趣向で登場したのが、松元ヒロさんでした。なかなか機会がなく、一度見たかったので、70分もたっぷりと松元ワールドにひたれて幸せでした。憲法をまもらない、集団的自衛権などと言って戦争したがる今の政治を正面から、しかもユーモアたっぷりに批判するステージに、もうおなかを抱えて笑いました。でも、最後の憲法前文はぐっときました。

IMG_3364[1]200人もの参加者で熱気いっぱいです。所長の宮原議員が最初のあいさつで、「詐欺のことを学び、社会の見方を学ぶ企画ですが、もう一つ学んでほしいことがあります。それは相談センターのことをよく知っていれば困らない、ということです」としっかりPRしていました。わが多摩区でも、こんなに集まってもらって、センターを知ってもらったら、きっともっと多くの人の相談に乗れるだろうなあ、と思いながら、仕事山積みの多摩区に帰ってきました。