はつらつレポート

障がいがあってもなくても個性の花開く人生を

2014年12月31日

でんでん虫3うちの子も卒業した保育園を運営する社会福祉法人の評議員をしています。障がい児者の施設もいくつも運営しており、そのうちのひとつ、障がい児の療育をおこなっている「療育相談 でんでん虫」が恒例のクリスマス会を開きました。

でんでん虫2でんでん虫では、音楽療法を取り入れていて、卒業生がラテンパーカッションバンドとして海外公演までやっている実績を持っています。この日常の活動の発表の場として、クリスマス会は大きな目標になっています。ほかの施設との交流も含め、舞台に次々と出演者が出てきます。それぞれがとても楽しそうに、そしてとても上手に演奏しているのですが、私がとても楽しいと思うのは、会場にいる子どもたちが、たちあがり、体をゆすり、踊りだすことです。音楽というのは体の芯を揺さぶるものなんだなあと思う瞬間です。障がいがあってこちらの働きかけに全く答えないように見える子どもたちが、けっしてそうではないということに、家族の笑顔も浮かぶのです。

でんでん虫1別の日、別の施設では絵を描く指導をしたら、次々と湧き出るように描きはじめた人にも出会いました。今の社会の中で生きていくためには障がいがあるのかもしれないけれど、その人の個性が花開く何かが必ずある。でんでん虫などの取り組みを見ていると、本当にそう思います。大切なのは、そういう支援を社会の側が一人一人に対してちゃんとできるかどうか、です。でんでん虫は運営費にいつもきゅうきゅうとしています。ここに私の役割があるなあ、と思って、法人の役員として、「施設の運営をしっかりささえていきます」とご挨拶しました。