多摩区役所に「クールシェアルーム」ができました

2015.8.6

猛暑が続いています。35度以上が7日も続いているのは新記録だとか。暑さが身にこたえます。こんなに暑くなったのはここ数年でしょうか。何年か前、日本共産党の先輩議員が、あまりに暑いことが問題になった年の夏、自宅にクーラーがない人たち、とりわけ高齢者のために、「公共施設を開放して、日中の居場所を作れ」と質問したことがありました。全国各地で、家の中で熱中症で亡くなる人が問題になって、せめていちばん暑い時間帯には公共施設の冷房の入るところに来てもらって、夕方まで安全に過ごしてもらえば、と公民館や図書館のロビーなどに居場所を作っている事例が生まれていたのです。川崎でも、と求めたのですが、あんまりいい返事ではなかったと記憶しています。

それが今年多摩市民館に出現したのです。たまたま市民館に行ったら、写真のような案内が出ていて、いつもはギャラリーとしてい使っている部屋が、机やいすが並べられていて、夏休みの宿題ができそうな静かな雰囲気で、何人かの方が、本を読んでおられました。

館長に伺ったら、夏はギャラリーを使う人がぱったり途絶えるとのこと。利用の申し込みのない間は、こうして誰でも涼しいところで過ごしてもらえるように開放するとのことでした。おしゃべりができる感じではないので、本とか手仕事とか持って行くことが必要です。