多摩川がはんらんしそうだったのです
2007,09,07, Friday
いま、９月７日午前１０時２０分あたりです。空はすっかりあかるくなり、雨もほとんどやみました。風はまだ強く、ベランダの花がちぎれそうです。午前２時に小田原に上陸して、今の時間は栃木あたりまで進んだ台風９号の影響で、ついさっきまで、たいへんな風雨でした。 
朝起きて、インターネットを見たら、多摩川がはんらん危険水域を越えて、世田谷では避難勧告が出ていることを知りました。とうぜん、我が家のすぐそばのあたりも危険水域を越えています。カッパを持って、多摩川に行きました。とても傘なんて役に立ちません。あっという間にびしょぬれになりました。どうどうとにごった水が押し流されている様子は、とてもこわいものでした。消防署の人がいたので問い合わせると、水道局の取水事務所が対策本部になっているとのことなので、うかがいました。
消防、建設センター、警察など各部署の人たちが集まり、緊迫した雰囲気がただよいます。危険水域は越えているものの、堤防の状況によって危険の度合いが違うので、世田谷は避難勧告が出ても、すぐ多摩区で出るわけではないとのことでした。実際目で見た状況によって自治体が判断するとのことで、台風が過ぎ去って雨はおさまるので、水位を見守りたいと、関係者の皆さんが協議をしていました。しかし、いざという場合に備えて、地元の小学校と中学校を避難所にするため、準備をお願いしているとのこと。切迫しているということをあらためて実感しました。
避難勧告が出たら、どうすればいいのでしょうか。学校は休校になっています。両親が仕事に行っていて、子どもだけのおうちはどうなるでしょうか。こういうときの備えをあまり考えていなかったことをあらためて感じました。
雨が降ると水が出るところもいくつかまわってきましたが、今回の雨は町の中では特にあふれたところはなかったようです。いくつも陳情して直してもらったことが功を奏しているようです。町の安全をこれからもしっかり見ていきたいと思います。
