はつらつレポート

「川崎の保育を考えるつどい」を開催しました

2016年4月27日

日本共産党川崎市会議員団主催で、「川崎の保育を考えるつどい」を開催しました。平日の夜だったので、若いお母さんがなかなか参加できませんでしたが、”元”若いお母さんやお父さん、保育士さんなど、川崎の保育を支えてきた人たちが70名以上参加、私たち議員もしっかり皆さんの声を受け止めました。

2016-04-27 18.17.31川崎市の保育の現状は元保育士の石田和子市議が報告しました。今年2月、認可保育園に申し込んで不承諾通知をもらった人は初めて3000人を超えているにもかかわらず、無認可に入っている人、育休中の人などをどんどん待機児童から引いているため、昨年の4月には「待機児童0」などと言っています。保育園の民営化、保育士の非正規化がどんどん進み、人件費を削っているために、保育士がどんどんやめている実態などが報告されました。

基調講演で、全国保育団体連絡会事務局長の実方伸子さんは、今の政府は福祉をすべて民間に放り出したいとして、介護、障がい者、そして保育と順番に着々と公的責任を後退させてきた。しかし保育は国民の運動によって公的責任を法律にしっかりと残したことが生きている。保育園を作らせること、保育士の待遇改善を行わせることなどはできる。そのためにも国の政治を変えないといけない。国が子どもを大事にする政治へ、転換が必要だ、と述べられました。そうだなあ、と思ったのは、一つのブログからついに安倍首相が待機児童解消や保育士の待遇改善に動かざるを得なくなった、市民の声が政治を動かしているという実感です。決して押されっぱなしではありません。

フロアからたくさんの方が発言され、現役の保育士さん、出産前から保活していたお父さん、非正規で正規と同じ働き方をしている保育士さんなどのリアルな話に、現場のたいへんな状況が浮き彫りになりました。「へとへとになりながらも、毎日来る子どもたちのために必死にがんばっている」という声に、胸が詰まりました。

2016-04-27 19.59.57いままさに、育児真っ最中のあさか由香さんが発言しました。4歳になる長男は0歳の時、認可保育園に入れず、電車で二つ目の駅の無認可に2年間通ったが、電車の中で泣くと次の駅で降りざるを得ず、たった2駅に1時間かかったこともあるとこと、見学にいった保育園が一日中子どもたちにテレビを見せていたことに衝撃を受けたと語り、「安心して健やかな子育てを行うことができる国を作りたい」と表明しました。

わが子も20数年前、自転車で30分かかる無認可にしか入れず、ほんとにたいへんだったことを思い出します。当時は1年待てば何とかなったものですが、いまはどうにもならない。やっと入ったところは、庭もない、非正規の無資格の人が半分以上という、子供の成長を何と考えているのかというところだったりします。政治が子どもたちを守らずしてどうするのか。そんな思いがふつふつとする集いでした。