はつらつレポート

緑を守る陳情を趣旨採択しました

2007年10月26日

2007,10,26, Friday

多摩区と麻生区の境、よみうりランドの遊園地の周辺は、豊かな緑がたくさん残されています。これは、20年も前から、地元の皆さんが緑を残すためにたいへんな努力をされてきた結果です。この一角を宅地造成し、自然遊歩道のわきに6メートルのコンクリートのよう壁を作るという計画が持ち上がり、「貴重な緑を守ってほしい」という陳情が議会に出されました。今日はその審査だったのです。
2007,10,26, Friday

現在は写真のようにうっそうとした斜面です。これをすべて伐採して、コンクリートで固め、宅地にするというのです。今日の審査に、この地域、麻生区多摩美の町会の皆さんが、20年来、繰り返し、川崎市と交渉をもって、よみうりランドのまわりに作られる道路によって、自然が壊されないよう、車がどんどん入ってこないよう、何度も取り決めをしてきた歴史を示す貴重な資料が提出されました。私たち議員は、この資料の真摯な内容に心動かされました。宅地造成されようとしている土地は、ここの緑地全体から見れば、そんなに大きな面積ではありません。しかし、覚書のなかには、これ以上緑を減らさない、開発させないということがはっきりと明記され、川崎市はそれも含めて住民の意見を尊重する、といってきたのです。それを反故にすることはできない、川崎市はあらゆる知恵を絞って、この緑地を残すべきだ、という意見を私も強く言ったし、他の委員も述べて、この陳情は趣旨採択となりました。
この議論に対し、環境局は一貫して「これを買い取る予算をつけることは難しい」と言い張りました。本当にそうでしょうか。いらない道路を何十億円も出してつくるいっぽうで、市民の財産である緑地がどんどんなくなっていっても知らん顔。お金の使いみちをちょっと変えるだけでできることを、あんなに血相変えて「ムリだ」と言いつのらなければならない川崎市政を、もう変えようという人が増えるのは当然です。