はつらつレポート 議会活動報告

日本共産党を代表した質問を行いました

2016年9月20日

1609代表質問2016年第3回定例会で、党の代表質問を行いました。川崎市議会では、3人以上で組織される会派になると、すべての会派が毎回の議会で代表質問を行うことができます。時間は会派の人数によって決まり、共産党は134分です。質問と答弁を合わせて2時間以上、これだけの時間をもらえるのも11人にしていただいたおかげです。

共産党の質問は、市政全般やそのとき提出された議案について、議員団全員が分担して原稿を書き、全員でそれが市民の願いをしっかり反映し、対案になっているかを討議して、しかも時間内に収まるように検討していきます。たいがい最初の原稿は半分以下になり、切実なのに質問できない項目も。もっと時間がほしいと思う瞬間です。川崎市は答弁書を作ってくるので、それを再度検討して、納得できないことや、もっと追及していきたい問題で次の質問を検討します。今回は当日の朝までかかって再々再質問まで準備しました。

134分の全体は、議員団のホームページにアップしますが、ハイライトは市財政の決算と小児医療費助成制度の条例改正の問題でした。

提案されている2015年度決算は、川崎市がとても豊かな市であることを見事に証明し、「財政が厳しい」「お金がない」というのはまやかしであることを数字が明らかにしました。市税収入は過去最高の3000億円。市民が一生懸命働いて収めた個人市民税の増収が要因です。そのおかげで予算では市の貯金を取り崩すはずをやらなくてすみ、さらに、貯金を積み増ししました。予定では7年先に貯金するはずのお金までもう今年、10億円積んでしまいました。もう今年の決算の書類に「財政が厳しい」という言葉は一回も出てきません。

代表質問で、「生活が厳しい中でもがんばって税金を納めている市民の生活を支える施策を充実させるべきだ」と求めましたが、福田市長は「必要なサービスを将来にわたって提供するため、不断の努力をする」とこたえるだけで、今の市民生活に心を寄せることはありませんでした。

こどもたちの医療費は、今は小学校3年生まで、一部の人を除いて無料です。しかし来年4月から6年生まで助成年齢を伸ばす代わりに、4年生から6年生は窓口で1回500円の負担金をとるという条例案が出されました。これは、お財布の心配をしないで子供を病院に連れて行きたいという親の願いにそむいているだけではありません。市長は3年前の市長選挙で「小学校6年生まで無料にするよう、すぐに議会に提案します」といったのです。これは市長の公約です。3年間待たされ、結局あの時3年生だったこどもは来年度中学生になってしまい、助成を受けることができないし、しかも無料ではない。二重に公約違反であることを厳しく指摘しました。市民に納得できるよう説明せよといいました。しかし市長は自らの公約をどう考えるのかについて、最後まで答弁しませんでした。結局市長は市民の切実な願いにこたえないのだ、こんなに豊かな財政があっても、市民のために使おうとはしないのだということがはっきりしました。

私は政治家として、たとえすぐには実現しなくても、市の姿勢を変え、財政を用意するまで粘り強く求め続けることが大事だと思い続けています。まして、市長という立場なら、政策の転換はすぐにできるのです。今回の代表質問は、この市長の姿勢が本当に現れたものだと思います。来年は市長選挙。150万人になろうとしている大都市川崎の市民の皆さんの生活をしっかり守る市政にする、大事な一里塚を築いた代表質問を、議員団全員と市民の声に支えられてできたことが本当にうれしかったです。