はつらつレポート

アートセンターがオープンしました

2007年10月31日

2007,10,31, Wednesday

2007,10,31, Wednesday

多摩区や麻生区では、街路樹がすっかり色づいています。そんな秋の日、新百合ヶ丘の新しい街に、川崎市アートセンターがオープンし、オープニングセレモニーに呼ばれて行ってきました。
このアートセンターを作るにあたって、川崎市は、演劇と映画の活動の拠点にしたいと言っていました。そこで昨年度、この設置の議案を審議する市民委員会に所属していた私は、市内の演劇の関係者に何人もお会いし、演劇活動の拠点にするためにはどんな施設にするのがいいのか、うかがってきました。皆さんは口々に、「東京から有名な劇団を呼んで、人集めをして儲けるところではなく、地元の市民が演劇や映画を作り始めるところから支援する場所でありたい」ということを言われていました。文化というのは、つくる人、演じる人と、それを見て楽しむ人の両方がいて始めて成立するものです。この作り手、演じ手を市民の中から生み出す場所にしたい、というのが地元の演劇人たちの願いでした。
私たちはその思いを議会で代弁し、川崎市も「そういうコンセプトにするべきだと思っている」と答えてきました。だから「文化の創造には予算を出し惜しみするべきでない」という私の質問にも「予算をきちんとつける」とまで答えました。
そういうアートセンターがいよいよオープンしたのです。劇場も映像館も200席程度。実際に入ってみると、実にこじんまりとしています。これで利益を上げるというのは難しいでしょう。予算をきちんとつけて、儲からない小さな芝居でも支援して、作り手を育てる仕事をやり遂げること、これは大きな音楽ホールを運営するよりも難しいかもしれません。これからどういう活動になるのかたいへん注目をしていきたいと思います