はつらつレポート

北海道に視察に来ました――一日目は札幌市です

2017年7月3日

共産党川崎市議団の視察で北海道に来ました。3日間で札幌、帯広、伊達の各市をまわります。何キロ移動するんだろう。

一日目は札幌市で、性的マイノリティの方たちに対するパートナーシップ宣誓制度についてと、若者などの雇用対策についてです。

IMG_9792[1]札幌市パートナーシップ宣誓制度は、「性的マイノリティの方の気持ちを受け止める取り組みとして、お二人がお互いを人生のパートナーとして、相互に協力し合うことを約束した関係であることなどを札幌市長に宣誓する」制度です。法的な権利が発生するわけではありませんが、先月始まったばかりなのにすでに17組が宣誓をすませ、8組が手続きを待っているそうです。

IMG_9791[1]人口の8%は性的マイノリティの方だと言われ、国際的にも、国内でもその人権を守る取り組みが大きく前進しています。日本では、自分が性的マイノリティであることをひた隠しに隠さなければならないという状態があり、札幌市の担当者は「当事者の方のお話を聞いたら、いろいろ言っている場合じゃないという思いだった」といわれます。発端は、当事者の皆さんが市長に対して署名をお持ちになったことからだそうです。署名の全員が札幌市内の方で、どれだけ悩み苦しんでいるかとリアルにお話された。それが本当に胸に迫り、市としてできることは何かと知恵を絞ったそうです。宣誓書を出したからと言って、市営住宅に入れるというわけでもなく、なんの恩恵もないのだけれど、札幌市は支援しているよという、明確な意思表明になります。高校生が「今すぐに必要ではないけれど、これで前向きに生きていいんだという希望が持てた」と言われたという言葉が胸をうちました。川崎でも先の市議会で共産党として対応を求めましたが、まったくけんもほろろ。7月9日には川崎でシンポジウムを開きます。世論を作ってぜひ前進させたいと思いました。

IMG_9793[1]雇用対策についても、いろいろ実践されていました。厚労省の北海道労働局と連携し、各区役所にハローワークと市の職員がワンストップで相談に乗る「あいわーく」という窓口を作り、就職の相談だけでなく生活全般の問題にも対応できるというのは、大事だと思いました。若者や女性が正規労働で働きやすくするための市独自の取り組みがいくつもありました。どれも参考になりそうです。

川崎は34℃にもなるという天気予報を聞きながら出てきましたが、札幌は20度程度。その幸せをかみしめながら、札幌市役所をあとにしてまっすぐ駅へ。3時間かけて帯広に移動する特急の中でこの記事を書いています。めったに来られないので、しっかり学んでいきたいと思います、