井口まみ
井口まみ井口まみ

三月議会が終ってしまいました

2008,03,29, Saturday

ほぼ1か月、更新できなかったのは、ほんとに忙しかったからです。2月半ばに予算案が発表になり、それを読んで、質問にして、代表質問をみんなで作り、3月4日に竹間団長が代表質問を行って、7日には自分の予算審査特別委員会の質問、10日には議案審査の委員会とつづき、19日の閉会まで突っ走っていました。やれやれと思っていたら、もう3月も末。あっというまでした。
というわけで、予算案の特徴などは議員団のホームページをご覧いただくとして、私の予算審査特別委員会の質問の報告をまた三回に分けてお知らせします。そしてこの議会が終っての感想です。
4月から後期高齢者医療制度が始まります。75歳になると、それまでの国民健康保険や子どもの扶養家族から無理やり脱退させられ、死ぬまで高い保険料を年金から天引きで取られるという、とても許せない制度です。同時に国民を医療から遠ざけるいくつもの仕組みがあり、日本共産党はこの制度を中止・撤回せよと求めていますが、市議会では、実際にこの制度を実施するために必要な条例案がいくつか提出されました。具体的な制度の運用はこの条例を通さなければできません。市で保険料の独自の減免制度をつくることもできるのですが、何の工夫もなく、高い保険料をとる制度そのままで条例案が出てきました。各会派の態度が問われました。議案を審議した健康福祉委員会で、質疑をし、反対したのは日本共産党のみ。国会ではこの制度に反対している民主党も、市議会では一言も声を発しないまま、賛成しました。
こういうところに、誰が市民の見方なのかということがはっきり現れています。私たちはこの制度がなくなるまでがんばります。