緑を守るネットワークができました

2008.2.23

2008,02,23, Saturday

寒い夜でした。でも、７０人をこえる人たちが集まってきました。「多摩川崖線緑地保全ネットワーク」、略して「たまよこネット」の発足記念集会です。
多摩区内で活動している環境団体があつまってこのネットワークを作りました。いずれ麻生区や高津区、宮前区にも呼びかけていくそうです。その発足集会、大学の先生のお話や各地の運動団体の経験、川崎市の新しい緑の基本計画の話など盛りだくさんで、とても時間が足りませんでした。
緑を守るというのは、具体的には個人の財産である山や畑を開発するなということですから、それは最終的には行政が買い上げない限り、固定資産税やとても高い相続税がかかり、おいそれと「守ります」とはいえない事情が絡みます。これが最大の問題です。これをどう法律や条例で規制するのか。みんなの悩みであり、今日のテーマでもありました。駒澤大学の内海先生は「こうして皆さんが集まっていることが、大きな力になる」といわれていました。私もそう思います。一足飛びには解決できない問題ではありますが、少しでもみんなで変えていこうという思いが、政治を変えると思うのです。それを私たちが議会に届け形にしていくことが必要です。きょうもまた、市民の皆さんから力をもらいました。