井口まみ
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小田急バス本社に交渉に行きました

IMG_0402川崎市北部には小田急のバスがたくさん走っています。利用者の皆さんが様々な要望を持っているのをきき、それらを持って本社に交渉に行くことにしました。はたの君枝衆議院議員に同行していただき、多摩区と麻生区の総勢16人で調布市まで行ってきました。私と勝又みつえ市会議員、参議院予定候補のしいば寿幸さんとあさか由香さんも参加しました。

多摩区の寺尾台自治会の皆さんから切実な要望が上がりました。遊園地のよみうりランドでイベントがあると、小田急のよみうりランド前駅から遊園地まで臨時バスがたくさん出ますが、発車待ちのバスを寺尾台の住宅街に停車させて次々と住宅の前を走らせるので、アイドリングの排気ガスや走行中の振動などで、たいへんな迷惑を受けているというのです。実際に住民の方が詳細な資料を作って持ってきてくれました。定時運行のバスよりも2倍も多い台数の臨時バスが通る。坂道をスピードをあげては知るため、この2月17日、18日の土日には、スマホの地震計で震度2が一日に24回も起るなど、信じられない被害です。

IMG_0378小田急バス(株)の宮寺孝次・運輸計画部長は「利用者の皆様により安心して利用しただくようにする」とあいさつし、具体的な回答を行った古谷弘文・運輸計画部課長は「すでに2月から定期便以外は寺尾台には乗り入れていない」と答えました。「西菅団地の川崎市交通局の折り返し所を借りてそこで待機するようにしている」というのです。「そんなことは初めて聞いた」と住民の皆さんはびっくり。実際に2月もたくさんの臨時バスが寺尾台の中を走っています。資料を見せて実態を訴えました。宮寺部長は「現地に問い合わせて、寺尾台には乗り入れないように申し伝える」と約束しました。住民の皆さんは「それでは西菅団地の住民に迷惑がかかる。住宅街に乗り入れないような対策をしてほしい」と、駅直近の空き地を利用するなどの方策を求めました。

私たち共産党も、各地域から要望を集めました。多摩区三田は山の上に団地が広がっており、公共交通機関は小田急バスしかありません。しかし高齢化が進み利用者が減ったからと、1時間に3本あった路線バスが2本に減らされてしまい、その復活を求めました。麻生区からは、バス停の安全対策とバス停の上屋とベンチの設置を求めました。こちらはいずれもなかなかいい返事がもらえなかったのですが、はたの議員が「私もいっしょに繰り返し要望に来ます。ねばりづよく実現の道を切り開きましょう」と励ましてくれました。

ほんとにそうです。これまでたくさんの要求はいちどであきらめず、粘り強く取り組む中で実現してきました。小田急バスの本社の場所もわかったし、これから積み上げていきましょう。