はつらつレポート

高知の研修の2日目は「まちづくり」です

2018年10月7日

自治体問題研究全国大会の2日目は分科会です。私は「安心して住み続けられるまち〜住宅、インフラ、公共交通」という、まちづくりがテーマの分科会に参加しました。

IMG_0491[1]基調報告は神戸女学院大学の中林浩先生。都市計画の専門家です。テーマがやたら広くて、報告もたいへんだったと思いますが、いちばん印象に残ったのは、ヨーロッパでは、小学校区単位で、学校を中心に歩いていける範囲のまちづくりをしていて、その中に豊かなみどりもコミュニティ施設もある。日本のようなコンパクトシティと称して、中心市街地に高層ビルを建てて、郊外はほったらかすというやり方とは、対局をなす。住みたいところに住むのは当たり前、というお話に、そうだよねぇ、と納得でした。

各地からのレポートも、京都のいわゆる民泊条例の問題点、横浜市の市バス運転手の労働条件、四万十市の下水道の公営企業会計化、水道の広域化・民営化の問題点と、多岐にわたりました。それぞれ、なるほどそう考えるのか、と勉強になりましたが、具体的に勉強になったのは、地元高知で町会長さんをやっている方の地域の話でした。

高知市は三年前から、小学校区ごとに「 地域連携協議会」というのを作る予算をつけ、半分くらいの小学校区でてきており、その方の地域では、バスがこなくなってしまったときに、協議会で議論して、デマンド乗合タクシーを市に作らせたというのです。赤字分はちゃんと市が補助します。報告された方は「小学校区がいちばんいい。要望も具体的に一致するし、話し合いもしやすい」。中林先生のお話とまさに一致します。この地域では、水道も自主運営しているとのこと。ものすごい自治の力です。さすが高知!

ここまでできなくても、住民が地域のことに関心をよせ、こうしてほしいと思ったときに、行政がすぐに答えてくれれば、市民は信頼していろんな知恵を出し、力も出すはず。その力を知った分科会でした。

さあ、脳みそにたっぷり栄養が行き渡ったので、帰ります。明日、さっそくいろんな日程が。頑張ります!