はつらつレポート

一般質問その3【稲田堤、中野島駅のバリアフリーはいつ?】

2008年7月2日

2008,07,02, Wednesday

JRは南武線の各駅のバリアフリー化を平成22年度までに行うと繰り返し述べています。これはすべての駅にエレベーターをつけるということなのですが、もう再来年のことなのに、稲田堤、中野島の駅に何か動きがあるとは思えません。そこで、「いったいどうなっているの」と聞くことにしました。
結論から言うと、JRから川崎市には何の連絡もないようなのです。なぜ久地駅や宿河原駅にはついて、乗降客が圧倒的に多いこちらの駅はまだなのか、という説明もしないのです。川崎市はひたすら「平成22年度にはすべての駅をバリアフリーにするとうかがっています」という答弁を繰り返すだけです。なんのこっちゃ、という感じ。
でも、JRは、一昨年「中野島駅をよくする会」「稲田堤駅をよくする会」のみなさんとJR交渉に行ったときに私たちに理由は述べているのです。最大の問題はホームが狭いこと。線路をまたぐ跨線橋のそばにエレベーターをつけるスペースと、工事をするための余裕がないのです。これはいつまで待っても解決する問題ではありません。どちらの駅もホーム周辺にわずかですが市の土地があります。これを提案して相談にのれば、何らかの動きが取れるのではないか、市から相談をしたらどうか、と質問のなかで提案しました。全然歯切れが悪く、それも川崎市の姿勢を垣間見る瞬間ではありました。
同時に問題にしたのは、22年度にいまの駅にエレベーターがついたら、橋上化はやめるのではないかという懸念です。特に中野島駅は、かつてまちづくり局長が「橋上化を視野に入れて検討している」と答弁しているだけに、あいまいにできません。しかも、4月市長が発表した「川崎市新総合計画第2期実行計画」という文書に、第1期実行計画にあった、「中野島駅の改善」という言葉がなくなっているのです。これはどうしてなのかただしました。
これまで川崎市は、中野島駅には臨時改札を作る方向でずっと検討してきました。しかしJRから、法外な費用を吹っかけられ、とてもできないと断念したというのです。それで、具体的に中野島駅をどうするということも言えなくなり、一般論として、南武線の駅の中で片側にしか改札口のない駅はみんな何とか考えましょう、という記述になったんだとか。だから中野島駅も検討の対象です、とのことでした。
私は、「中野島駅は橋上化しか方法はなく、住民もそれで一致している。あとは川崎市がJRに対し、『橋上化のために話し合いましょう』というしかない。費用などの問題もそれからでなければ話し合いにならない。その決断をすべき」と一生懸命話したのでした。市長も局長も聞いてはいましたけど…。