井口まみ
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川崎港を視察しました

川崎市議会環境委員会で、川崎港を海から視察しました。市の巡視艇に乗って海に出る1時間のコースです。私は何度も乗っているのですが、乗るたびに新しい発見があって、とても面白い。

69253536_1286742298174362_5802100899606167552_n川崎港はもともと京浜臨海部のコンビナートを支える工業港ですから、鉄鉱石や原油が入ってきて、自動車などが出て行く姿がよくわかるところです。加えて近年は、鉄くずや土砂などを中国に持って行く船や、関東でも有数の量の冷凍食品や木材などの輸入品を運ぶ船が行き交います。内陸からはなかなかわからない経済活動の動きがここにあります。

69576654_1286742304841028_7542743688888188928_n船が来なくて過大投資だと批判してきたコンテナターミナルには、小さな船がついていました。総工費540億円の予定が980億円に膨らんだ「臨港道路東扇島水江町線」は、橋脚がだんだんできてきていました。臨海部はお金をかけ始めれば巨額の費用がかかるものばかり。改めてその大きさを実感です。

68943454_1286742338174358_4102822407775977472_n羽田空港の滑走路のすぐそばまで近寄ります。午前11時。ほとんど切れ目なく飛行機が飛び立ち、船の真上を飛んでいきます。これでさらに路線を増やして、しかもこのコンビナートの上を通るなんて。これも酷さを実感です。