井口まみ
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「水道の民営化・広域化は何をもたらすか」学習会がありました

69714848_1297364547112137_3613416171501518848_n9月6日、川崎市が四年前に廃止した生田浄水場の復活を粘り強く求めている、「かわさきの安全でおいしい水道水を守る会」が、学習会を開催しました。

69888825_1297364560445469_8800645185030586368_n「水道の民営化・広域化は何をもたらすか 水道事業の現状と公共性を考える」というテーマです。講師は、自治労連の公営企業評議会事務局長として、全国を飛び回っている、とある自治体の現役水道局職員の近藤夏樹さん。この人を呼ぶのはなかなかたいへんで、すごく貴重な機会です。いよいよ今年10月に、水道を民営化する改悪水道法が施行されます。しかし市民の力で民営化も広域化もさせないためにちゃんと知ろうという企画です。

大事な自己水源を放棄して、広域化によって遠くから高い水を買わなければならないのは、まさに川崎の問題です。そして、世界が再公営化に大きく進んでいるのに、この国は、命の水をもうけの対象にする、そんな法律が日本では作られている。

近藤さんはこの法律によって、国民の中で水道への関心が高まり、簡単には民営化にはならないと強調。自分が飲んでいる水はどこからどうやってきているのか知り、水道料金が適正に使われているかわかるようになれば、水を簡単にもうけの対象にすることはできない、それが希望だと言われました。

学ぶことが大事なんですね。9月議会は決算の審査です。しっかりと取り組みたいと思いました。