井口まみ
井口まみ井口まみ

神奈川県議会を初めて傍聴しました

70729660_1307127856135806_8468036457997533184_n県議会を傍聴しました。神奈川県民になって30年ですが、県庁に入ったのは3回目。県議会の傍聴は初めてです。高津区から県会議員になった石田和子元川崎市議の一般質問なのです。

持ち時間は30分。川崎市議会と違って、答弁の時間は別なので、1時間近く使えます。保育園の問題、児童相談所の問題など、元保育士の石田さんならではの現場の実情を反映した質問でした。知事の答弁はにべもないものでしたが

大きな前進を作ったのが、高津区にある一級河川の平瀬川の改修問題です。本来は県が管理するものを歴史的に川崎市が管理するとなっていましたが、老朽化し、市だけではとてもやりきれない状況になっていました。石田さんが県会議員になって、ちゃんと県を問いただしたら、どうやら市だけの責任ではないということがわかってきました。

宗田市議と石田県議が、畑野君枝衆議院議員とともに国土交通省に聞いたら、なんと国も支援できるという。県が計画の中に明記すればいいというのです。市はそういう説明も聞いていなかったのです。

70450034_1307127792802479_3930010885338169344_n石田議員は「県の計画に位置付けよ」とただし、県土整備局長が「計画に位置付けるよう検討する」と答弁しました。

国会議員、県会議員、市会議員の連携で、10年かかると言われた河川改修が進む可能性が広がりました。地震や豪雨か頻発して住民が本当に困っていたので、こんな朗報はありません。

住民の声を政治に届けるという仕事は、なんとやりがいのあることだろうと、傍聴席から感じました。質問の後、県議団の皆さんと懇談して、そのことを交流しました。さあ、私も決算審査特別委員会の準備に戻ります。