井口まみ
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市長に台風19号の被害に対する緊急要望をしました

IMG_1901[1]日本共産党川崎市議団は、18日、福田市長に会い、「台風19号による被害への対策を求める緊急要望書」を手渡して、懇談しました。市長の元には次々と局長の報告やらあるようで、わずか10分そこそこでしたが、宗田団長が要望書の内容を説明し、市長からもいくつかの話がありました。(要望書は写真の通り)

台風19号緊急要望書市長は、罹災証明の発行手続きや現地の確認作業にあたる職員をさらに増員するとして、平日には留守も多いことからこの土日に訪問を一気に行いたいと言明。その際には住民の方が知りたい情報をちゃんと伝えられるように準備していくとのことでした。

消毒薬の配布も、当該区の職員だけでは足りないので、被害が少ない区の衛生課からも応援を出すことや、事業系の災害ごみも全部市が収集することにしたことを明らかにしました。

川崎側では多摩川は氾濫していないのに、なぜこんなに広範囲で被害が起きたのか、原因究明を、という要望には、「なるべく早く説明できるよう整理している」と答え、議会にもいち早く説明すると述べました。

避難所に人があふれたことについては、市長は、全市で3万人が避難したことを明らかにし、緊急対策が一段落したところで、問題点の洗い出しを行うことを約束しました。

私は「多摩区の被害が市のマスコミ発表の文書に載らず、住民から『見捨てられているようだ』といわれている」と指摘。しっかりと全市を把握して対策をしてほしいと要望しました。市長は「多摩区では町会などがしっかりと対策をしておられることは知っている。区役所と連携を取っていく」と答ました。

この1週間、ほんとうに夜も眠れない住民の皆さんの思いを、全部伝えられたかどうかわかりませんが、さらにこれからも届け続けなければ、と思いました。

IMG_1902[1]このあと、市議団は川崎駅で募金活動も行いました。短時間に29,130円が寄せられました。