井口まみ
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-生田浄水場問題-長沢浄水場、生田浄水場の見学会にいきました

-生田浄水場問題-長沢浄水場、生田浄水場の見学会にいきました 生田浄水場を守ろうという会のみなさんが、長沢浄水場、生田浄水場の見学会をおこないました。私はもう5回目。結構何回も見ている人もいるので、説明も違う方向にしてもらおうなんて思っていたら、とんでもない。「生田浄水場を守る運動をはじめて知りました。ぜひ参加したい」という申し込みがあって、「浄水場をはじめて見る」という人が何人も参加して、とても刺激的な見学会になりました。

来るたび、いつも思うのです。川崎の浄水場は、本当にシンプルで、余分な手間隙をかけなくても、きれいな水が供給でき、なにより、相模湖からまったく電力を使わずに自然流下で南の端まで供給できる、自慢の水なのです。さらに、多摩区では地下水を使っているので、もっとおいしくてコストのかからない水を供給している。本当に水に恵まれている都市なのだと。それをひとりでも多くの市民に知っていただくのは、水道局の職員もうれしいのです。丁寧に一つ一つ説明されるたびに、参加者は深くうなずいています。私たちも何度聞いてもうなずいています。

だからこそ、わざわざ遠く56キロも先の小田原の酒匂川の下流から、動力を使って延々と水をもってきて、よぶんな浄化の行程を経るための施設をつくって、高いお金を払わなくてはいけないのか、いっそう疑問が膨らみます。あらためて、みんなで確認しました。「生田浄水場と地下水を残そうね」。

1月31日には、次々にみんなの中に湧き出るそんな疑問をぶつける、集会がおこなわれます。1時30分から中野島会館です。どなたでもお気軽にご参加ください。