はつらつレポート 議会活動報告

12月議会一般質問で、菅稲田堤地区の水害問題を取り上げました

2019年12月16日

201912一般私の12月議会の一般質問、終わりました。川崎市議会は、希望者は全員が30分間できるので、1日14人くらいが4日間にわたって次々と質問が続きます。もちろん共産党の議員は11人全員が質問に立ちます。市内のさまざまな問題が議場で取り上げられるのです。

私は今回は、生田浄水場の水源だった井戸がどうなっているか、150万人もいる川崎市で13館しかない公民館(川崎市では市民館と呼んでいる)のありかたについて、そして、台風19号で浸水被害を受けた多摩区菅稲田堤地域の皆さんの声を15分間にわたって取り上げました。

10月12日、午後4時過ぎには、大丸用水から水があふれ始め、一度引いたのにその後あっというまに床上まで水が付きました。被害は200軒以上に及び、2か月がたっているのに、いまだに床板も壁も外して乾かさなければならない家が目につきます。リフォームの見積もりは400万、500万円となり、車も廃車になりその資金も必要だと、途方に暮れている方も。川崎市は、生活再建支援資金の対象にならない世帯に30万円の支給を決めましたが、足りないです。

大丸用水があふれたとき、道路公園センターに通報がありました。質問では、すぐ行ったのか、何をしたのか、聞きました。「大人の腰まで水があったことを確認した」けれど、何もできず、多摩区じゅうのいろんな問題に駆け回り、夜になってから避難を呼びかけた、という答弁でした。ドアが開くうちに、車で出られるうちに呼び掛けてくれたら違ったのに。その無念を言わざるを得ませんでした。この学区の避難所は開設されませんでした。そのことも区長にただしました。「今後は検討する」というので、必ず開けてくださいと訴えました。

IMG_2053大丸用水が三沢川に流れ込むところには水門があります。昭和46年に設置されて以来、だれも触ったことがない、だれのものかもわからないものです。先日読売新聞が「半世紀放置」と書いてネットニュースではトップ記事になりました。この管理を県と相談しているというので、「国は逆流防止のための水門は、逆流が始まったら閉めるという手順を作れと言っている。そういう手順を作るところまで協議すべき」と求めました。これは「関係機関と連携して進める」との答弁でした。また、水位計と排水ポンプの設置も求めました。これは「原因究明を行い、その結果に基づき協議する」というので、「第3者の専門家を入れた検証委員会を作って原因究明を」と求めました。それについても「今後の検証方法や対策を検討する」という答弁でした。

ほかにもいろいろ聞いたのですが、「検討する」「協議する」ばかりで住民の皆さんが聞きたかった答弁はほとんどありませんでした。でも、こうして公の場で「検討する」って表明しなければそれもやらないままなのではないか、と思うと、第1歩になっているのだろうと思います。被災された皆さんは、リフォームするにも、「また来年こんなことになったらどうしよう」と不安に駆られています。行政は対策をしっかり示して、生活を再建してください、と言わなければなりません。そういう行政にするために、食い下がっていこうと思います。