生田浄水場を残そう！７０人がつどう
「かわさきの安全でおいしい水道水を守る会」が、集会を開きました。結成総会以来３回目です。いつも大宣伝をするわけでもないのに、「初めて参加した」という方が少なからずおられ、今回も７０名もの方が集まりました。
今回は、水道局の担当者から、今後の工事の進め方や、生田浄水場をなくしてしまう問題点を質問し、こたえてもらうという形式でした。質疑応答の中でくりかえし、「こんなよい水質の水をなくすのはおかしい」「住民に知らせないまま工事をするのはおかしい」という声がだされ、問題点が明らかになっていきました。そして、説明を聞いてみんなが認識したのは、過去に過大に作ったダムのツケを払わされるために、お金をひねり出すために生田浄水場をなくすのだということでした。本当にそれだけなのです。こんな理不尽なことを、みとめるわけにはいかない。参加者全員がほんとうにそのことを認識したのでした。
最初は｢市から何を聞いても意味がない」という方もおられましたが、ちゃんと向こうの言い分を聞いて、そのうえでやっぱり私たちに理がある。負けられないしやめられない、という気概がいっそうわきあがりました。たくさんの人が集まってみんなで議論することは勇気がわくものだと改めて思いました。
初めて参加された方が言っていました。「命の水は、命の次に大事なものだ。絶対に生田浄水場をなくしてはいけない」。そのとおりです。私も勇気をもらって、またがんばろうと思いました。
