はつらつレポート

武蔵小杉新駅を視察しました

2010年2月10日

武蔵小杉新駅を視察しました 横須賀線という線路は、横浜から乗ると品川や東京に行くのにとても便利なのだそうです。川崎の中原区を突っ切っていくのですが、市内には新川崎という駅しかありません。そこで超高層マンションが次々できている小杉に駅を作って、利便性を高めるという名目で、川崎市が言い出しっぺで武蔵小杉新駅ができることになりました。先日、ほぼ完成するということで、委員会で視察しました。

総工費約120億円。そのうち半分以上は川崎市が現金でぽんと出しました。新駅のホームと駅前広場の間に新幹線があるため、その下にトンネルを掘って通路を作るのに、とても苦労して、工事費もずいぶん増えたという代物です。実際にその場所に行ってみて、まわりはまだ新しい建物ばかりで、人通りがなく、近所のNECのサラリーマンが行き交うばかり。「これはNEC駅だな」と誰かが言っていましたが、ほんとにそんな感じでした。

私たちは南武線の稲田堤や中野島の駅を橋上化してほしいとずっと運動しています。踏切が狭くて、人がどっと押し寄せて、いつ事故が起きてもおかしくないというとても危険だというのに、市長は「市民全体を考えれば、中野島は再優先ではない(中野島駅をよくする会の公開質問状にたいする回答)」と言ってきました。この、広漠としたところに作る駅が、事故の危険と隣り合わせで毎日踏切を渡る人達の安全よりも優先されるのだということを、改めて痛感しました。

たしかに小杉も人口が増えれば駅も必要でしょう。今回わかったのは、川崎市は袖を振ればお金はあるということです。小杉は作ってほかはしらんかおでは市民にどう説明するのか。いっそう運動を頑張ろうと思った視察でした。