はつらつレポート

山形と盛岡に視察に行きました

2009年2月6日

2009,02,06, Friday

月山も岩手山も真っ白でした。共産党の市会議員でチームを組み、今回は5人で山形県で小中学校の少人数教育などを、盛岡市で多重債務者の救済事業などについて担当者の熱い話を聞きました。どの項目もほんとうに勉強になり、自治体ができることはもっともっとあると実感しました。
2009,02,06, Friday

山形県では、6年前から小学校一クラスを21人から33人の少人数にする、全国でも先進の対策をとってきました。6年生まですべて少人数になったことから2年前から中学1年生も少人数学級か副担任制を選択できるようにしました。中学での少人数学級の実践は全国的にも珍しく、その効果をぜひ聞きたいとずっと思っていたのでした。中学1年生で突然不登校になってしまう生徒が多い、いわゆる「中1ギャップ」は全国的にも問題になっています。山形でもすぐ不登校が減少しているわけではないようですが、視察させていただいた第9中学校の校長先生は、「少人数のほうがずっといい」「一人一人に目が届き、欠席が少なくなっている」といっておられました。実際の教室もひろびろ。かつて授業参観した中学校を思い出すと、先生の声がちゃんと全員に届くというだけでもぜんぜん違うと思いました。
山形ではそのほか高次脳機能障害支援センター、地球温暖化対策、子育て支援パスポートについて話を聞きましたが、どれも川崎に生かせることばかり。時間をオーバーしてあわてました。
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翌日は盛岡市です。こちらも2年前からどうしても来たかったところです。市の消費者生活センターが多重債務者を借金を解決し生活再建するまで実に丁寧に支援しているというのです。川崎市の消費者生活センターは縮小に次ぐ縮小で、いまや、電話相談くらいしかできない状況になっています。盛岡市は、市の職員4人、非常勤9人が全員資格を持って、「もう死ぬしかない」という状況にまで陥ってしまった人でも、「必ず再建できます」と励まし、最後までよりそって解決に奔走していますプライバシーに踏み込み、行政のあらゆる手法を検討して市民の生活を救う。そうすれば結果的には税金を滞納している人からちゃんと払う人にもなるし、地域の中でちゃんと暮らせる人になるのです。。「これは行政しかできないことです。ほかの誰もやれる人はいません」と、担当者ははっきりと言いました。この取り組みは昨年夏、NHKスペシャルでも放映され、たいへんな反響だったそうです。その仕組み、手法をみっちりと聞いてきました。
このほか盛岡では、高齢者支援、入札制度、スケートボードパークなんていうことも聞いてきました。いろいろやっているんだなあ。なるほどそういう考え方があるのか、とここでも本当に勉強になり、これからの議会活動に生かそうとみんなで話してきました。
でも、何よりも感じたのは、「自分の市の市民のためにがんばろう」という熱意があればいろいろな工夫はできるのだということです。ただ人員を減らし、市民の生活を見ない仕事では市の職員も工夫もできないだろうとつくづく思います。それが一番感じたこと、でした。
18日から3月議会。もう準備は始まっています。