井口まみ
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七夕に願いを寄せて、もうすぐ選択のとき

参院選の投票日まであと数日。駅前で宣伝をしながら、七夕にちなんで、願いを書いてもらいました。7日は過ぎてしまいましたが、いま、事務所に飾っています。

tanabataこどもたちが「習字がうまくなりますように」とか、カップルが「いつまでもなかよく」なんて書いてくれて、それはかなうといいなあ、と思いましたが、なんといっても、「消費税を上げるな」「憲法を守れ」という願いは、しっかり国会に届けなければいけません。

公示期間に入ると、決められた宣伝カーしか、拡声器で音を出してはいけません。政党や候補者の名前の入った看板も出してはいけません。なので駅前で宣伝するときには、肉声で声をからして政策を訴えています。消費税の増税が大きな争点になっていますが、「消費税は大企業の法人税減税の穴埋めに使われます」「社会保障には使えません」と訴えると、けげんそうに法定ビラを受け取る人が増えるのです。消費税を5%上げれば11兆円の増収になりますが(それだけ、国民のふところから巻き上げられる!)、民主党が公約している法人税の減税で9兆円は財政に穴が開く。同時におこなえば当然、社会保障などにまわるはずがない。財政再建もできないというのが、市民の皆さんによくわかるのです。

法定ビラを受け取って、まじまじ見ている人がけっこういます。まだ投票する先を迷っているんだなあと思います。「財政再建のために仕方ない」なんていうのにまどわされないで、よく考えてほしいなあと思います。七夕の願いは天に届きますように。でも政治の願いは、現実に国会議員の議席というかたちにして、かなえなければいけないと、あと数日、がんばろうと思います。