はつらつレポート

たくさんの要望をうかがっています

2010年9月1日

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この時期は来年度予算編成に向けて、行政も作業をしていますが、私たちも市長に対して要望事項をまとめる時です。市内にはたくさんの団体があり、それぞれ切実な要求を持って活動されていますが、それを伺う懇談会を連続して行っています。

今日は精神障害者の家族の会である「あやめ会」のみなさん、川崎市の社会保障の問題で粘り強く活動されている社会保障協議会のみなさんと、懇談しました。写真は社会保障協議会のお話を聞く、共産党の議員団の姿です。どちらも身に迫る切実なお話が次々と出され、川崎市の福祉の貧困さをあらためて実感しました。

精神障害者の皆さんは、ほとんどのかたが治療のため一生薬を飲み続けなければなりません。一定の重度身体障害者、知的障害者の皆さんには医療費補助がありますが、精神障害者には何の補助もないため、この医療費の負担が大きく、とくに親が高齢化したり亡くなった後の生活が本当に不安です。他の障害に比べ就労率が圧倒的に低く、引きこもりなどの症状を抱えて生活もたいへんな方たちに何としても医療費の補助を、他の障害と差をつけないで、という訴えが身に迫りました。

社会保障協議会の皆さんは、国民健康保険の保険料の滞納解決に、川崎市があまりにもひどい対応をしている実態を訴えられました。本来、真面目に払おうとはしているが収入がなく滞納になってしまった人には、川崎市は短期証という期限の短い保険証を出して、病院に行くことをためらわないようにしていましたが、最近は相談に行っても窓口で「滞納がある人に保険証など出せません」などということを言うようになっている、というのです。そのために病院に行けず、がんが進行してなくなる人も出ているということに、本当にショックを受けました。日本は「国民皆保険」、すべての人が病気になったらすぐ病院に行ける、という制度にしたはずだったのに、こんなことが身近に起きている。何とかしなければ、と心から思いました。重大なのは、川崎市が、滞納している人がどんな生活になっているか全く知ろうとしないことです。ただ「払ってください」と言うだけ。それは憲法に保障された国民の生活を守る、正しい自治体の姿ではありません。法律や条例では様々な救済措置があるのです。保険料や医療費でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。