完成間近の多摩スポーツセンターを視察しました
待望の多摩スポーツセンターがいよいよ来月開館します。それに先立ち、市民委員会で視察しました。外観は覆いがはずされ、思ったよりも大きいことにびっくり。できてきたんだなあとワクワクです。
中はまだ工事の真っ最中でしたが、大体育室はバスケットのゴールがついていて、２面ゆったりととれるのに、その広さを実感します。
プールも可動式の床が上がっている状態になっていましたが、公認プールの条件に合うように照明も明るくて、たくさんの人が泳ぐ様子が目に浮かぶようです。
多摩区のみなさんが２０年待ち続けたスポーツセンターです。本当はもう出来上がっているはずだったのに、８年前、阿部市長が「お金がない」と建設を凍結して、３年間の空白ができてしまいました。その間に何としても復活させようと署名を集め、議会でも何度も質問してついに、温水プール付のスポーツセンターの建設が決まったのが４年前でした。あの時あきらめていたらこのスポーツセンターはなかったと思うと、これは「市民が作ったスポーツセンター」です。スポーツにあまり縁のない高齢者も障害者も、プールなら使える条件が広がるでしょう。介護保険で利用できるようになるとほんとうに健康づくりに役立ちます。みんなで作ったスポーツセンター、みんなで利用したいと思います。
ただ残念だったのは、この工事を地元業者にほとんど発注できなかったことです。PFI方式で建設から運営まで一括して大きな企業に発注したため、その企業の系列会社がほとんど請け負うことになり、駐車場の舗装も、電気工事も地元にできる会社はいくつもあるのに、ほとんど市内に仕事は回りませんでした。議会では何度も求めてきましたが、仕組みとしてむずかしい。こういう仕組み自体を問題にしていく必要があります。
いよいよ３月２６日がオープンです。さまざまなイベントや無料開放もあるそうです。みんなでいきましょうね。
