井口まみ
井口まみ井口まみ

天下のよみうりランドが…

遊園地のよみうりランドのど真ん中に、巨大な砂の埋立てがあることがわかってちょうど1年になります。あの野外ステージがすっぽり埋まり、40万立方メートルもの土砂が運び込まれる。それがとても崩れ安い砂で、もし崩れたら、下流の菅仙谷の谷戸は埋め尽くされるというたいへんな問題でした。議会にも陳情しおおきなたたかいになって、行政も動かして、「安全性を第3者機関に調査してもらわなければすすめてはならない」ということになり、ずっと工事は停まっていました。

この3月、ついに第3者機関が答申を出し、事態が動き出しました。先日さっそく(株)よみうりランドが説明会を行いました。これがひどかったのです。まず、その説明会の開催をホームページでしかお知らせしませんでした。行政が何を考えたか市会議員にだけは知らせてきました。私があわてて住民に知らせて、初めて住民が参加することができたのです。こんな住民説明会は初めてです。時間はわずか2時間。そのうち説明はたった30分。専門用語でぺらぺら説明して、まったく何がなんだかわからない。とにかくいろいろ質問しました。しかし、時間が足りません。なので次回の説明会を要求したら「もうやるつもりはありません」!「住民が主催したら来るのか」と聞いたら「こたえられない」。

行政も議会もさんざん危険な埋立てだと指摘してきて、安全性が担保されなければ初めてはならないといっているのに、1回の説明会だけで、ただ「安全だ」といわれただけでは、なんの確証も得られません。さすがにこれには血管が切れそうなほど怒り心頭で、2、3日おさまりませんでした。こんな事業者見たことない。

毎日怒っているこのごろ。でも市民の安全のためには頑張らなければ。再度説明会を求めて、私のできることはやっていきたいと思いいます。がんばるぞ!!