井口まみ
井口まみ井口まみ

出初式です。今年は平穏でありますように

untitled 出初式がありました。澄み切った青空のもと、よみうりランドの駐車場は、たくさんの人が集まりました。

untitled 今年は、多摩区がもちまわりの川崎市の出初式中央会場ということで、古式消防保存会のはしご乗りが登場し、お正月らしい雰囲気になりました。7メートルのはしごの上で、手を広げるなんてとても見ていられませんでしたが。

消防署員によるデモンストレーションは、隣接する特別養護老人ホームから出火、避難困難者が取り残されているという想定で、物々しいバックミュージックで緊迫感いっぱいのなか、救助の生々しい無線のやり取りが流されて、へりで救助する様子、ロープでつりおろす救助などが披露されました。実際の現場の雰囲気はもっと緊迫しているのでしょうが、そういうところでも冷静に対応するには、こうした訓練が欠かせないのだろうなあ、と、こちらまで緊張する思いで見ました。untitled

消防署長が、「昨年は消防関係者にとって忘れられない年になった」とあいさつされ、どの方のあいさつも、必ず来るといわれている首都圏の地震に対する備えを訴えるものでした。川崎市は被害想定そのものを見直すそうです。緊張感を持って、市民の命を守ることができる消防の体制を作ることを誓い合う出初式になりました。

できるなら。何事も起こらない平穏な年になりますように。