井口まみ
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国土交通省京浜河川事務所に申し入れに行きました

京浜河川事務所多摩川の掘削工事で水が濁るという問題を市議会で取り上げましたが、直接国交省に申し入れに行こうと、はたの君枝・元参議院議員について、行ってきました。多摩川の保全活動をやっている、おさかなポストの山崎充哲さんにも来ていただきました。

掘削工事は市議会で取り上げたことが功を奏したのか、3月中に終わらせるという明確な答えが出て、安心しました。しかし、毎年いろんな工事をやってそのたびに同じ問題が起きているとのことなので、事前に関係者とよく協議することや、水が汚れないように、濁度などの基準をつくって、汚れない工夫をすべきだと、現場をよく知っている山崎さんからの提案を受けて、みんなで求めました。

また、河川敷に放射線量の高い土砂が放置されていた問題で、管理者である国が対応すべきだと求めました。しかし、「今の法律の中では国交省が処理しなければならないということになっていない」とけんもほろろでした。

いろいろ話し合ってつくづくおもったことは、「国のお役人は、住民の声を真摯に受け止めようとしていない」ということでした。掘削工事は3月に終われるから終えるけど、何を文句言っているのか、という感じで、これからは注意して工事をしてほしいと求めたら、「濁っていないところもあるからいいじゃないか」といわんばかりです。川崎市の職員がこんな態度とったら、市民はとても黙っていません。ひごろ市民と接することのない国の人たちは「法律に合っていればいい」といっていればすんでしまうのですね。

市民がしっかり要求をだし、それをちゃんと突きつける議員がいないと、行政は市民のほうを向かない。国も市も同じです。まともな議員がいないとだめだなあ、ということを改めて学んだ交渉でした。

ところで、多摩川にはマルタウグイは来ており、アユも上がってきているそうです。さっそく見に行って来よう。