井口まみ
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障がい者の就労支援、抜本的強化をーー決算審査特別委員会その3

決算審査特別委員会で障がい者問題をとりあげました。テーマは就労支援。2つの課題を。

就労援助センターの体制強化を

市内には3か所に障がい者の就労を支援する「就労援助センター」があります。就労を希望する障がい者に寄り添い、職場を探し、就職できるまで親身に援助しています。この就労援助センターの登録者が毎年100人ずつ増えているにもかかわらず、職員が全く増やせない仕組みになっていることから「市の補助額を抜本的に増額し、障がい者一人一人への支援を手厚くするべき」とただしました。

伊藤弘・健康福祉局長は「補助の在り方も含め検討を行い、支援体制の強化を図りたい」と答弁しました。私はさらに「各区に1か所の増設も検討すべき」と要望しました。

障害者施設への仕事の発注をもっと

川崎市は今年8月、「障害者優先調達推進方針」を策定し、障がい者の雇用の促進などのため、全市を挙げて障がい者施設への仕事の発注を増やすことを決定しました。私は「すべての局が障がい者施設に発注すべき」と促進を要望しました。

小林隆・財政局長は「今年10月に障がい者施設が供給できる物品や役務の情報を集約し、全庁に対して情報提供を行い、説明会を開催するなどの対応を行う」と答弁しました。