井口まみ
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親子工作教室を見学しました

IMG_3290[1]かわさきの多くの小学校では、夏休みに「親子工作教室」を開催します。もともと教育委員会の補助金で、PTA主催で、建設の労働組合の皆さんが講師になって、もう20年以上続いている行事です。うちの子も、かつて、これで自由研究はばっちり、でした。

IMG_3292[1]今日うかがったのは西菅小学校。北部建職労働組合の組合員さん-ほとんど地元の工務店の大工さんたちですが-が前日に準備した材料を使って、本立てや巣箱、タイル絵などを作ります。児童数250名程度の学校で、なんと96名参加。事前の準備も大変だったでしょう。

IMG_3288[1]のこぎりを使うのも、くぎを打つのも、とてもたいへん。ここはお父さんの出番です。親も子もみんな真剣!でも、うまくいかなくても大丈夫。プロの大工さんがあっという間に直してくれて、ちゃんと本棚ができていきます。あとは色を塗れば、休み明けには自由研究として提出できるわけです。大工さんてかっこいいなあ、と思ってくれたらうれしいです。

こんなに子どもたちに人気の行事で、かつては教育委員会が補助していたのですが、いまは川崎市は全く支援していません。国土交通省の補助金があるだけで、材料費も赤字とのこと。地元の建設業の存在を地元に知らせ、学校の行事に地域として協力する、こんな面白い取り組みに市がタッチしないなんて、おかしいと思いながら、暑い体育館を辞しました。みなさん、お疲れ様でした。