愛知県庁に視察に行きました

2014.10.14

所属する委員会の課題を他都市に視察に行く仕事が年に２回あります。春は委員会全員で行くのですが、秋は各会派ごとに行くことになっています。私は環境委員。同僚の勝又議員と一緒に、今年は健康福祉委員会の大庭議員と斉藤議員と愛知県と長野県飯田市に行くことに。今日は、名古屋市の愛知県庁です。

環境分野の視察項目は地球温暖化対策。太陽光発電などへの支援や、エコカーの普及など、工夫をされています。川崎では昨年、住宅用太陽光パネルへの補助がずいぶん減ったのですが、その大きな理由の一つが、それまでは県と市が一体で補助していたのが、手続きも条件も別々になってしまったことにありました。愛知県は「市町村の補助金の４分の１を県が補助する」というやり方で推進しているということです。これだと市町村のやる気がそのまま反映します。新幹線の中で豊橋市を通るときに「ずいぶん太陽光パネルをつけた家が多いなあ」と気が付いたのですが、やはり、豊橋市は積極的に推進しているそうです。また、屋根貸しもしているそうですが、今日は時間がなくて詳しく聞くことができませんでした。

健康福祉委員会関係の調査項目は引きこもり支援について。「引きこもり地域支援センター」をたちあげ、専用の相談電話を持つだけでなく、メール相談を受け付けています。引きこもってしまった当事者が相談することはなかなかないのですが、メールは相談者の６割が当事者だそうで、これは有効だと思いました。

この日は高速バスで長野県飯田市へ移動。飯田市もいろいろいい施策をしているので楽しみです。