ゴールデンウイークは姫路、神戸、甲子園でした

2015.5.8

ゴールデンウィークは、神戸で特養ホームに入所している義母に会ってきました。夫と娘は何度か来ていますが、私は初めて。大たい骨を骨折してもう歩けないし、かなりいろいろ忘れてしまっているようで、私のことも覚えていないとか。何もしない嫁だからなぁ…。数年前に倒れてからこのホームに落ち着くまで、なにからなにまでお願いしている義姉に駅まで迎えに来てもらって、会ってきました。

新設のホームに入ったので、まだ３年ほどでしょうか。とてもきれいで静かなホームです。ここに入るまでにどれだけたくさんのところに申し込んだか、と義姉。新設の募集なら数が多いからあたる可能性があると、新設の情報を必死で集め、申込み用紙を次々にコピーしたと言います。ようやくはいれたものの、職員がどんどん減っているのを実感しているとも。この日もワンフロアのユニットで一人しかいない職員さんがバタバタと走り回っていました。

当のおばあちゃんは、息子が来てくれたと、涙を流して喜んでます。息子は６０を過ぎてもやっぱりかわいい息子なんですねえ。そして昔一緒に行ったところをあげて「また行きたい」「もういけない」と嘆いています。この間ホームの人が連れて行ってくれたお寿司屋さんはわすれちゃったけど、昔の思い出ばかりがよみがえるんですね。いくら遠い所に住んでいるとはいえ、やっぱり日頃の親不孝を思い知らされます。ほんの３０分もいないのに、本人は泣きつかれて「もう寝る」と、バイバイと手を振られてしまいました。来たことを覚えてくれているかどうか。

ゴールデンウイークはまとまってお休みが取れるチャンスですが、毎年、この時期に体の調子を崩して寝込んでいます。今年も出発の前夜熱を出して、どうなるかと思いましたが、気力で新幹線に乗り込み、姫路城へ。天守閣に登るには整理券をもらうのに２時間半待ちと聞いて、病み上がりにはきついと、周りをぐるっと見てきました。翌日神戸に行ったあと、午後から夫と娘のリクエストで阪神球場で阪神―中日戦。９回ツーアウトからの逆転劇は熱烈なファンならずともおもしろかった。プチ旅行を終え、連休明けはたくさんの仕事が待っていました。