井口まみ
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12月議会一般質問その1 多摩川サイクリングコースについて

布田橋10年越しの要求が実ります。多摩川の土手をずっと走るサイクリングコースは、多摩区中野島の布田橋で一度途切れ、2キロ先の東京都稲城市にはいると立派なコースが整備されているため、このコースをつなげてほしいという要望がずっとありました。特にこの布田橋が狭くて交通量が多いためとても危険で、布田橋の拡幅が最大の課題でしたが、ついに、川崎市の「多摩川プラン」の改定案に「延伸する」という言葉が入り、具体的に来年度には橋の詳細設計が始まることがわかりました。

私が最初に取り上げたのは、2005年の6月議会でした。以来7回議会で取り上げてきました。川崎市もがんばってくれていたのですが、多摩川を管理する国土交通省の許可が下りず、なかなか前向きに動きませんでした。しかしわたしもあきらめず市の取り組みを求め、市民の皆さんも現地調査を行うなど、世論を作ってきました。それをうけて市も国と交渉する中で、ついに、10年かかりましたが、新たな橋を架けることになったのです。

私はこの12月議会の一般質問でも、この10年間を振り返りました。そして、あらためて「あきらめずに市民の声にこたえることが私たちの役割だ」ということを実感したと述べました。

質問の中で分かったことですが、橋を架けるにはいろんな課題が残っているようです。でも、とにかく2020年までには稲城市までしっかりつながりそうです。サイクリストやウォーキングをする市民の皆さんの安全を守ることができて本当によかった。完成を心待ちにしています。