井口まみ
井口まみ井口まみ

出初式でした

ほんとうに穏やかな、雲一つない晴天のもと、多摩川の河川敷で多摩区の出初式がありました。今年はたくさんの市民が参加できるように工夫され、楽しい出初式になりました。

2016-01-09 11.37.34火災や災害のときに助け合う組織が地域にはいろいろあるのだと知ったのは、議員になってからでした。消防団という、日ごろは仕事を持ちながら訓練をしている組織のほかにも街角消防連絡所とか、消防ボランティア委員会、町会の消防部、女性消防隊と、それぞれができることで地域で活動されています。この人たちが一堂に会して、日ごろの訓練の成果を披露されました。消防団の一斉放水は紅白で、青い空に映えてとてもきれいでした。

消防署長は式辞で、昨年の多摩区の火災の原因の第1位はたばこやてんぷらを抜いて「放火」であると述べ、家のまわりに燃えやすいものを置かない、家のまわりや駐車場は街灯をつけて明るくする、車庫や物置にカギをかける、ごみは収集日の朝出す、地域のみんなで声掛けと見守りを、と呼びかけました。放火の多くは、道すがら燃えやすいものを見つけその場で火をつけるというやり方なのだそうです。民生委員をやっているので、そんなことも地域のなかで伝えていきたいな、と学びました。

2016-01-09 11.56.33子どもたちが消防車に乗せてもらう体験や、地震体験車、消火訓練など、たくさんの市民の皆さんが参加できるコーナーも出初式では初めて企画されました。こうしたところで防災や消火訓練をすることで、いざという時にあわてずに済むのです。体験できる機会をもっと作ることも大事だと思いました。