井口まみ
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「水とかがやく未来館」-浄水場の広報施設ができました

2017-06-10 11.37.34川崎市の長沢浄水場に新しい広報施設ができ、お披露目の会に出ました。市内のほとんどの小学校四年生が見学に来る浄水場。以前は古くて暗いところでしたが、もともと活性炭注入施設だった建物を改修して近代技術を駆使したものに生まれ変わりました。

2017-06-10 10.44.26式典では、全市の四年生から募集した建物の愛称の候補、500以上のなかから選ばれた「水とかがやく未来館」の作者への表彰も。除幕には地元の小学生も加わり、市民参加の意識が伝わります。

2017-06-10 11.01.25展示はまず三階に上がり、大きなプロジェクトマッピングから見るコースになっています。川崎の水道の最大の特徴は、水源の富士山の麓から浄水場を通り、末端の臨海部まで、自然流下でずーっと流れていることです。それがよくわかるようにきれいな映像が繰り広げられます。

2017-06-10 11.28.01そして二階に行くと、浄水場の仕組み、水を運ぶたいへんさ、家庭で使われる水がどこへ行くのか、と水の一生を追いかけられる展示になっていて、けっこうおもしろい。災害対策で、水道管をどんどん耐震管にせよと議会で取り上げて来ましたが、実は耐震管というのを初めて見ました。かの有名なDX型ダクタイル鋳鉄管とは、こういうものだったのか!これは、小学生だけでなく、大人の社会科見学をやってもいいなぁ、と思いました。

2017-06-10 11.25.41ただ、欲を言うと、体験できるコーナーが少ないことと、川崎の良さがじゅうぶん伝わっていないなぁと思うのです。自然流下だと言うだけでもエコなのですが、水質がいいので、余分な処理をする必要がなく、処理費用も他都市に比べてものすごく安いのです。自慢しなくてもいいけど、比較はできるのではないでしょうか。飲み比べもやぅてみたらどうでしょう。

そして、市内に地下水があることがどこにも見当たらなかったのですが、もしかしてなかったのか!ペットボトルの原料でもあるのだからこれは改めてもとめます。