森の中まで行っていないのですが、「森展」に行ってきました

2017.11.3

多摩区と麻生区の境、小田急線のよみうりランド前駅から、よみうりランドに登っていく途中は素敵な緑地が広がっています。川崎市の緑地保全地区の第１号です。この森の中を舞台にアート作品を展示したり、音楽会をしたりワークショップをしようというイベントが計画されていました。題して「森展」。今年で６回目を迎えます。

１０月２９日のイベントは、台風のため中止になってしまいましたが、アート作品は近くのカフェで展示されているので、観に行きました。一日で回ろうと思ったので、一つのカフェでランチを食べ、続けてもう一つのカフェでケーキを食べ、こちらも十分満足してしまいました。ただ、天気になったので森の中に展示してある作品もあるとのことでしたが、そちらは行けず残念。

参加しているのは地元でこつこつと制作しているアマチュアの人から、いろんなつてで森展の趣旨に賛同してきてくれた世界的な造形作家まで、ほんとうに多彩でした。水彩画あり、紅型のタペストリーあり、昆虫標本もありました。この緑地自身も、市民の運動で残した貴重な場所で、この自然を残していくためにも市民がアートで活用するんだという発想がとても豊かでいいなあと思いました。これがもっともっと広がって、「森展」といえば多摩美の森！っていうふうになったらいいですね。